呪術廻戦27話と吉野順平について【ネタバレ】

土曜の朝、毎週の日課でジャンプを買い、まず最初に呪術廻戦を読んでから、 ずっと心が停止したようにそのことばかりに囚われてしまい、咽び泣き、 ネットの海に散らばる沢山の人の感想を調べられるだけ調べて読んで救われた気持ちになったり悲しくなっりし…

「いちばん好きな映画は?」

「この作家なら何が好き?」 「わたしも、この曲好きだなあ」 友人、恋人、家族、知人、名状しがたい間柄 いったい今まで何度この手の会話をしただろう 人間を今ほど嫌いではなかった頃、たぶんわたしはこの問いの答えを完璧に理解することで、相手を理解で…

Growthと、わたしが愛したヴィジュアル系の話

ヴィジュアル系バンドを好きになったのは中1の頃で、 それからすぐにRuvieを知って好きになった 四季折々が詰まった童話のような歌詞、儚くて幻想的なのに力強さすら感じる音、 細部にまでこだわった表現とアートワークでつくられる残酷で真っ白な世界 その…

2017~2018

2017年は、 ひとことでは表せないくらい、ひとつの項目についてのみ言及できないくらい、 いろいろあった年だった。かも 一人暮らしも始めたし、 ちゃんと社会人らしくフルタイムで働くようになったのも初だし、 男関係ではここに書けないくらいとんでもなく…

「好き」と「好きだった」の間に横たわるもの / 時間と精神

解散したバンド、メンバーや音楽性ががらっと変わっていかなくなったバンド バンドの終わりや大きな変化を沢山見てきた方のバンギャルだと思う 見れなくなったバンドも行かなくなったバンドも、そのときに好きで聴いていた音楽は変わらずにずっと現在進行形…

if

たとえば、あのときああ言ってたらとか、 あの人にちゃんと騙されてればとか、 何年も死んでいなければそれだけifが増える 別にたいして今までの人生に後悔なんてしてないけれど、 そういう二度と取り返せない手に入らないifにだけはずっと縛られているよう…

煙草

肌に押し当てられた日に、煙草を好きになった。 赤い断面が肌に触れ続ける感覚は、火傷とも、刃物で切るときの痛みとも違った。 殴られたり蹴られたりするときの悪意も感じなかった。 ただ気分が良くて、一本焼けきるまで続けてくれたらよかったのに。 煙草…

2017/08/06

いつからか赤がずっと好きだった。 赤が似合う人が好きだった。 多分、私にとっては強さや意思の象徴の色なのだろう。 私にでもそれなりに似合うと気付いてからは、気合を入れたい日や大事な日には必ず赤いワンピースとかを着ていたし、エフェクターケースも…

2017/08/04

日記代わりにブログをつけてみることにした。 小学生の低学年の頃、何度か家の鍵を忘れたことがあった。 そんなとき運悪く誰もいないと、私は玄関で宿題でもしながら待っていたのだけど、 外で一人で座って待っている私が誘拐でもされないかと心配して、 通…